つきおかクリニック通信
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■ Vol.7「動脈硬化その6:喫煙・飲酒」 [2007.06.18]
運動療法といっても、急に激しい運動をする必要はありません。必要なのは主に有酸素運動です。やりすぎはかえって体を痛めてしまいます。また、運動をほとんどしていなかった方は特に膝や腰の負担になりますので、体が慣れるまでは無理をしないで翌日に疲れが残らない程度の運動量に減らしましょう。
具体的に最も勧められていて私も勧めているのはウォーキングと自転車こぎです。だいたい30分間で1週間に2−3回程度が望ましいとされています。この30分間は忙しい方は分けてもかまいませんが、やはり連続にできるほうが効果が強いようです。
運動の強さとしては、軽く息切れする程度の「ややつらい」と感じる程度が良いのです。
運動療法というと特別なことのようですが、このように特別なことではなく運動習慣を身につけ続けることが何よりも重要なことです。運動の効果は色々言われていますが、動脈硬化の改善や高血圧の改善、心疾患の改善などが挙げられます。ただし、運動の高血圧改善などの強い効果が体に現れているのは約48時間と短いものです。このことからも続けることの必要性がわかると思います。
これはあくまでも健康な方の目安です。運動は適切な量と強さで行うと効果があるものです。度を過ぎると逆に悪くしますので注意が必要です。何らかの病気をお持ちの方はその人個人で必要な運動量が変わってきます。ご自分の必要な運動量をお知りになりたい方はご相談ください。
つきおかクリニック
【住所】 福井県越前市村国3丁目1-12 武生高校東側
【電話】 0778-29-1212
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■ Vol.6「動脈硬化その6:喫煙・飲酒」 [2007.06.17]
では、検査でわかった動脈硬化や生活習慣病予備軍はどうすればいいのでしょうか?
もちろん予備軍でなく病気に入る方は治療が必要になりますが。そうでない方にまずできることは生活習慣の改善です。
【禁煙】
喫煙されている方はこれが一番大切です。喫煙は1本吸う毎にどんどん自分で動脈硬化を進行させていきます。タバコの害は癌の可能性を上げるだけでなく動脈硬化の病気を吸わない人の2−13倍起こすことが知られています。これは同じ部屋で過ごす人にも言えますので他人にも影響を与えていることになります。
禁煙を思い立っても成功させることは非常に難しいものがあります。タバコを吸うと頭がすっきりする、リラックスするというのはニコチン切れの症状がなくなるので起こります。禁煙はこのニコチン切れの症状と戦うことになります。正面からぶつかっていくとこのニコチン離脱症状は非常に強敵になります。最近になって広く使用されるようになったニコチンパッチ(貼り薬)は皮膚から徐々にニコチンだけを吸収させることでこの離脱症状を和らげることができます。こうなると後は身に付いた習慣を無くせば禁煙できます。ニコチンパッチを使用した禁煙外来での禁煙率は90%を超えるものもありますが、まずは自分の禁煙をするという意思が一番大事です。
ちなみに流行になっている軽いタバコというのは空気が混ざるだけで体に入るタールやニコチンの量はまったく変わらないので意味がありません。
【飲酒】
過度の飲酒は血圧の変動をきたし心臓にも影響するため禁物です。循環器系に影響のない1日量は日本酒で1合、ビールで500mlのアルコール量とされています。たまに羽目を外すのはかまいませんが、そのような方はやはり休肝日を作っていただくのが宜しいようです。
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■ Vol.5「動脈硬化その5:心臓の検査」 [2007.06.16]
さて、いよいよ心臓の検査です。といっても急に変わった検査になるということではありません。まずは頚動脈と同じ機械を使って超音波で調べる心エコー検査。ベットに横になっている間に検査ができます。
この検査で現在の心臓の動きや、力の程度を知ることができます。また、心臓の中の状態(弁の状態や心奇形など)も調べることができます。
特に心臓の動脈硬化が進んでいそうな方にはエルゴメーター負荷心電図検査を行います。これは心臓の筋肉に血の流れが足りないか(狭心症など)を実際に調べます。といっても検査を受ける方は心電図を付けて自転車をこいで頂くだけです。この検査は最近心臓のリハビリにも使われるようになり、生活習慣病対策や予防・健康増進のための効果的な運動の程度や運動能力も調べられるようになっています。 -
■ Vol.4「動脈硬化その4:頚動脈エコー検査」[2007.06.15]
痛みや体に害の無い超音波を使って実際の動脈そのものを診る検査です。頚動脈は体の表面近くにあり検査のし易いところというだけでなく、全身の動脈硬化を見る指標になるとされています。動脈硬化の方は壁が厚くなったり、変化の強い方は中が狭くなったりします。このような変化の強い方は脳梗塞の準備段階にあるといえます。
結果が目に見えるため非常にわかり易い検査ですが、残念なことに大病院でしかなかなか普及していません。また動脈硬化は良くも悪くも変化もしますので治療効果の判定もできます。 -
■ Vol.3「動脈硬化その3:血流脈波検査(血管年齢)」[2007.06.14]
手足の血圧・血流速度を調べるABI検査とも呼ばれるもっとも一般的な動脈硬化の検査です。どれだけ一般的かというとスポーツジムや健診などでも行われる動脈硬化検査はこれになります。ベットに横になって両手・両足に血圧計のようなものをつけて4−5分間で測ります。
この検査では手足の動脈の硬さと血圧をみることで、動脈の血管年齢を測ります。指先での検査との違いは動脈そのものの検査になり、動脈のつまり具合もわかります。
最近増えてきている足の狭心症といわれる「閉塞性動脈硬化症」や「糖尿病の合併症である血管病変」などの評価に非常に多く使われています。糖尿病の方は年に1回の検査を勧められています。
ちなみにスポーツジムなどでは2,000〜2,500円で行っていますが、自費ではこのように高くなってしまいます。高血圧や高脂血症、糖尿病などの病気のある方は保険を使えますので、ご希望の方はご相談ください。
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